ゲームの世界は、技術の進歩に合わせてどんどん形態が変わっています。
これから回線が4Gから5Gに移ると、映像のクオリティーや速度も段違いに変わります。
ゲームをプレイすることにおける価値も現状のものとは違ってくるでしょう。
元々ゲームの世界は移り変わりが早い世界で、未来の動向を正確に予測することは難しいと言われています。
そこで今注目されているのが「XRの世界におけるゲームの今後」です。
XRとはVR、AR、MRを合わせた総称
XRは5Gと親和性が高いので、ゲーム界もXRの方向に進んでいくと言われています。
5Gが普及することによってゲームの世界がどうなっていくのかというと、通信速度が現状の約10倍以上になるため大人数でのプレイが更に容易になります。
それによってこれまでは通信の問題で敬遠されてきたイベント会場とオンラインでつないだ大人数の参加型の大会などがどんどん開かれていくことでしょう。
ゲームの競技化(eスポーツ)という分野が更に伸びていくことが考えられます。
また、XR向けのゲーム開発をするためのプログラミングを学べる学校なども増えています。
XRではこれまでのスマホやPCなどの画面を作る技術とは違い特別なスキルが求められます。
なので新たに勉強する必要があるため学ぶことへのハードルが高いです。
しかしこれから需要はあるため、今からスキル習得を始めておけば希少性のある人材になることができるとも捉えられます。
これからのゲームクリエイターの未来は、XR分野において知見や技術を持っている人が重宝されると予想されます。
ゲームクリエイターを目指す人はどのようなゲームを作りたいかにもよってくると思いますが、常にXR分野に関しての情報に対してアンテナを張っておくことをオススメします。
XRが世の中に与える価値は「リアルとの融合体験(共感覚体験)」
ポケモンGOやドラクエウォークなどが日本で流行ったように、これからXR技術を用いた共感覚体験を伴うゲームがどんどん開発されていくと思います。
現実世界とバーチャル世界が曖昧になった世の中になっていくでしょう。
今はスマホを通してゲームをしている人も、これからは違った形でプレイする未来が予想されます。
これからのゲームクリエイターがどんなエンターテインメントの世界を作ってくれるのか、とても楽しみです。